Googleドライブの容量は無料アカウントだと本当に15GBなのか

Google ドライブは Google アカウントがあれば、誰でも無料で利用できるサービスです。私も操作性や容量の多さから、仕事に限らず個人的なファイル管理にも利用しています(仕事では Google Workspace 版の Google ドライブ)。PCやスマホ、タブレット、あらゆる端末にも対応しているため、外出中でも必要な時にファイルにアクセスすることができます。
Google ドライブは15GBも使えるって本当!?
Google は無料アカウントにも15GBのストレージを提供しています。Dropboxが無料登録だと2GBなので、Google ドライブはその7.5倍の容量を利用できます。

それを考えると、周りに Google ドライブを利用するユーザーが多いのも頷けます。しかしながら、「Google ドライブで15GBの容量が無料で使える」は正しい表現ではありません。
正確にはトータル容量で15GBが使える
ある日、利用している無料の Google アカウントで「使用容量が97%に達しています」というエラーが出るようになりました。しかし、 Google ドライブを開くと、4GBしか容量を使っていないことがわかりました。一体なぜ4GBしか容量を使っていないのに、97%の使用量が発生したのでしょうか。その理由は・・・ Gmailが10GB近くを消費していたからでした。つまり、15GBの容量とは Google ドライブ、 Gmail、 Google フォトのトータルの容量を指していたのです。
トータルの使用量を確認する方法
現在使用している容量を確認したい場合はコチラにアクセスします。アクセスすると、以下のように現在の使用量が表示されます。

「どんだけ Gmail パンパンなんだよ!」というツッコミはさておき、意外にこの事実を知らない人も多いかもしれません。ただ、プライベートで普通に利用する分には Gmail が10GBに達することは中々ないので、気にする必要はないかもしれません。
容量を増やしたい場合は Google One
15GB以上の容量を利用したい方には Google One プランが用意されています。

例えば、年額2500円払えば、100GBまで容量を増やすことができます。250円/月は安く見えますが、契約する限り課金が発生し続けます。ハードディスクを買った方が良いのか、それとも Google One を契約するのか・・・それは保管されたファイルの使い道によります。頻繁にアクセスしたい場合は、Google One が絶対に良いでしょう。前述した通り、あらゆる端末からいつでもアクセスする事ができます。ただ、単純なバックアップ用途でしかない場合は、ハードディスクを買った方が長期的には安い可能性があります。Google One を契約するかどうかは、使い道によって決定することをオススメします。私の場合は Gmail で圧迫されているので・・・もう Google One の契約は避けられそうもありません。
※ Google One についての詳細記事も別途執筆予定です。
今回のまとめ
- 15GBの無料容量は Google ドライブだけの話ではない
- Google One を契約すると、追加容量を購入できる(ただし、毎月課金が発生)
- 保存するファイルの用途によってはハードディスクを購入した方が安いケースもある